風雨同心。本当に米国株だけで良いのだろうか?
週末のニューヨーク株式市場、ダウは僅かに下げたもののS&P500はむしろチョイ上げで終了。
日本もいよいよコロナウイルス流行が本格化しそうな雲行き。
中国はコロナウイルスとの総力戦の真っ最中。
アジア各国ではしばらくの間、消費、生産活動の停滞が避けられないでしょう。
遠く離れたヨーロッパでも、アジアへの輸出依存度が高いドイツなどに深刻な影響が出始めている様です。
一方でアメリカはどこ吹く風。外国の感染症より自国の経済指標や金融政策に株価は敏感です。少なくとも現状は。
アメリカは内国消費、内需依存度が圧倒的に高く、アジア各国への輸出やインバウンドに頼る経済では無いので当然と言えばそれまで。
でも、ちょっと待てよ!
私を含め、多くの米国株投資家は、アメリカは多国籍企業が多く、競争力もあるので、国際分散投資はあまり意味なく、米国株インデックス一点買いで必要十分じゃなかったっけ?
もし上の仮定が正しいのなら、米国株は海外の突然の不幸にもっと影響されて下げるのでは?
逆に将来、アメリカだけが災難に遭って株価低迷しても、アメリカ以外の海外は結構無傷かもしれないという事?
もしそうなら国際分散投資は、それなりにリスクヘッジになって、有効という事になるのでは?
正直言ってどちらが正しいか判りません。事態はオンゴーイングだし、影響は程度の問題でケースバイケースです。
もうしばらく、事態の行方を見守ることにします。
風雨同心
祈福湖北省
祈福日本
祈福中国