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【米国株】短期的には強気でサンクスギビング明けラリーに期待

11月製造業PMIは47.6。事前予想以下であることは勿論、50をついに割りリセッション域に入ってしまいました。2020年5月以来の低さです。


サービス業PMIも46.1。5カ月連続の50割れ。


総合PMIは46.3とこれも5カ月連続で50割れで事前予想を下回っています。


これはもう米国経済はリセッションに入りつつあるといって過言ではないと思います。




11月のミシガン大学消費者信頼感指数は56.8と速報値54.7から上方修正されたということですが、このところの賃上げで懐が暖かい消費者も、製造やサービスの現場で不況は確実に近づいており、そのうち財布の紐を締めるときが来るでしょう。


ただこれはインフレと戦うFRBにとっては意図したとおりの好都合なことです。今朝未明に公開された前回FOMC議事録も、利上げペースの早期鈍化については、メンバー間でコンセンサスが得られていることが明らかとなりました。


これで来月のFOMCでの利上げ幅は0.5%に縮小されることがほぼ決定したも同然。


長期金利とVIXは下がり、米国株は上昇しました。FOMCまでPCEや雇用統計CPIなどは有りますが、この流れなら想定内に収まると考えられ、米国株には年末にかけて追い風、ラリーになると予想します。


S&P500が4500あたりまで上がらないかな(笑)、まあそれよりは、厳冬に苦しむウクライナの人達の状況が改善することを祈るクリスマスにしたいと思います。




短期的には期待の持てる株価ではありますが、来年はどうでしょうか。


FOMCメンバー間でもターミナルレートについては意見が大きく分かれているようですし、リセッションの規模や期間、インフレ終息のスピードもわかりません。


悲観し過ぎは良くないですが、注意して進むくらいで丁度でしょう。


投資は自己責任で。