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【雇用統計】ソフトランディングは難しい【ISM非製造業】

日本時間の昨夜発表された雇用統計。失業率、雇用者数、時給すべて予想を上回るという衝撃の結果でした。利上げ引き締めの効果がそろそろ本格的に労働市場にも影響を及ぼして、順調に労働需給が緩むと期待していただけに、非常に意外感があります。


IT企業でリストラ報道が続いていますが、全体的には労働需要はまだまだ旺盛ということです。


ISM非製造業景況指数については、前回は50を割り、これで製造業に続いて景気減速が継続するかと思えば、今回は50を大きく超えてしまいました。


製造業は不調でもサービス業の好調は続いている。アメリカの雇用者はサービス業が多いので、雇用が堅調で給与が高止まりしているのは納得の結果ですね。




これまで大幅利上げとQTを行っても、なかなか人件費が下がって来ないというのは、一旦インフレになるとそれにストップをかけるのはどれほど困難かということ。パウエル議長はディスインフレ状態になってきたと言ってましたが、油断は出来ないと思います。


これだけのしつこい賃金インフレを終息させるには相当景気が悪くなって、リストラ激増、失業率が急上昇でもしない限り難しいんじゃないでしょうか。


つまりハードランディングしかないような気がします。


まだまだ先は長そうですね。


投資は自己責任です。