先日、近くに用事があったので甲子園まで足を延ばしてみました。

何年ぶり、否、何十年ぶりだろうか。ちょっとおおげさかな、それでも直近からは十何年ぶりくらいかと思います。

子供の頃、それは昭和、高校野球やタイガースを見に甲子園には何度か来たものです。
小さいころは親に連れられ、中学生になれば友達と一緒に。

その頃の阪神電鉄甲子園駅といえば、特急は止まらずに、急行までしか止まらない小さな駅でした。（混雑時には臨時特急も停車したか？）

人気の阪神といっても昔は巨人戦以外はそれほど混んでいなかったのです。

駅を降りれば球場までの歩道横に茶店や食堂、売店が並んでいて、客を呼び込んでいました。中ではおじさん達がお酒で景気づけしてましたっけ。そういえばダフ屋のお兄さんも居たなあ。

今思えば、ザ昭和のカオスな空間でした。

そんな懐かしい風景に再会できることを期待したのですが、甲子園も様変わり。

駅は立派になり特急が停車。昔の個人商店はおしゃれなショッピングセンターに様変わりでした。

それでも球場を見ると懐かしさがこみ上げます。

ちょうど春の選抜高校野球の開催中でした。

ふらっと入ってみようか。