毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

明日から12 月。15 日が大きな山場です。

昨日のニューヨーク株式市場は、連日の高値更新から一服し、S&P500は0.4%の下げでした。


これは香港人権法の影響を理由に、一部投資家が利食いした程度で、本格的下げには程遠いと思います。


来週月曜から始まる12月相場は、経済指標的には、株価を大幅に下押しする材料が出てくる可能性は高いと考え難く、逆に好調な株価をさらに上げかねない数字が発表され、

またもや最高値更新の連発といった、クリスマスに盆と正月が一緒に来たような展開になるのではと懸念⁉️しています。


こんな年末、米国株に冷や水を浴びせる唯一無二の材料と言えば、15日に予定されている例の15 %の追加関税。ここに含まれる品目はiPhone、iwatch、タブレット等々、アメリカの消費者を直撃する品目が殆んどであり、個人消費への影響が甚大、株価にも大きく作用すると予想されます。


香港問題は別として、この期に及んでも、米中第一次合意の具体的時期や内容が見えて来ないという状況は、そもそも交渉自体が暗礁に乗り上げているのでは?という観測も出始めているようです。


第一次合意が追加関税の発動撤回の条件、という原則をそのまま適用すると、追加関税は避けられないことになります。


とはいっても選挙を来年に控えたトランプ大統領は、そんな野暮なことをして有権者であるアメリカ国民を失望させるとは考えられません。


恐らく、米中合意間近とか何とかを理由に追加関税は延期され、結局株価には大きく影響しない、と言うのが私の予想です。


香港人権法の中国による報復については、昨日の中国共産党の英字機関紙が、同法案成立に加担した米国人のビザ発給停止する可能性を報じたように、声ばかり大きい割には腰砕け。


中国側も現在進行中の第一次合意に、直接絡めてくる公算は少なくとも当面低いと思います。


かくして、今年の年末米国株は絶好調の内に大晦日を迎えるというのが、最も有りそうなシナリオに思えます。


下げの買場を待っている、私的には全く嬉しくありません。予想外れて大波乱が起きることを、密かに期待します。