2つのトランプドル安リスク
トランプ大統領の就任式は今月の20日。後2週間を切りました。
トランプさんの性格、スタンス、そして前回就任直後の実績からして、就任早々に矢継ぎ早に集中的に新たな政策を打ち出し実行に移すでしょう。
更に今回は共和党内トランプ一強。主要閣僚はトランプ信奉者で固めてイエスマン揃い。上下両院も共に共和党が支配していて、トランプさんは無敵状態です。
我々日本の米国株投資家に最も影響の有るのは、株価自体を別とすれば為替レート。
現在の民主党政権の財務省はリベラル正統派のイエレン長官によって為替には不介入。FRBに対しても表向き独立性を尊重してきました。
その結果のドル高円安。
トランプ大統領になったら、これが大きく覆る可能性は無きにしも非ず。就任前から円安に批判的だったのですから、なんらかの実力行使が有っても不思議では無いでしょう。
先ず第一にはFRBに圧力をかけて利下げを急かすでしょう。パウエルさんがそれにどこまで反抗可能か?下手すると早々に辞任に追い込まれ、トランプさんお気に入りの後任者に交代。そこまでは無理でも、FRBはトランプさんから執拗な攻撃を受けるでしょうから、それだけでもドル安要因です。
第二は新プラザ合意の可能性。1985年、昭和の頃、ドル高是正のため日本を含む先進主要国が協調為替介入に合意しました。場所がニューヨークのプラザホテルだったのでプラザ合意と呼ばれています。
今回も同様な事が起きない保証は無いと思います。ただ場所はプラザホテルでは無く、トランプさんオーナーのホテルかゴルフリゾートでしょうが。
いずれにしろ、そうなればドル安円高は決定的となり継続性の有るものになるでしょう。
投資は自己責任です