毎日積み立て生活

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【日銀】それでも円安が続くのか

ディーカサワ

今朝の米国株も好調でしたね。S&P500は終値で史上最高値あと一歩というところまで肉薄。


昨日はトランプ政権のAI投資プロジェクトが華々しく発表され、株価牽引しています。


一方で金利の上昇、高止まりの懸念は払拭出来ずに、中小型株は不調。


インフレが収まらず金利高が続くなら中低所得層の厳しい生活は続き、財務体質の脆弱な企業も苦しむでしょう。


アメリカの二極化が一層進むかもしれません。





今日の本題です。


明日日銀は金利を引き上げます。あんたなんで断言出来るの?と突っ込まれそうですね。


もちろん天変地異が無い前提ではありますが、日銀が今年に入って様々な手を使って利上げシグナル発しているので、市場も利上げを既に織り込んでいます。


なのに、ドル円は156円の円安。明日、正式に利上げ発表されても市場は織り込済み、大きく円高にはなりません。せいぜい1円ほどか。


その後の植田総裁会見で、これからもどんどん利上げやるぞと息巻いてくれれば、140円台後半も可能かもしれません。知らんけど。


ところで、日銀はどこまで利上げを深掘り出来るのでしょうか?


日本の需給ギャップは埋まっておらず経済は弱い中のインフレ。マクロ的には日本経済はマイルドなスタグフレーション状態です。短期間で大幅に利上げすると大不況になる可能性大です。





ならば利上げの限界はどの辺りか?


それには中立金利がキーとなります。


実質中立金利(自然利子率、実質的に経済を押上も押下もしない実質的利子率)は日本の場合、0.5%〜-1%。期待インフレ率を2%とすれば、名目中立金利は2.5%〜1%という事になり、これが景気過熱状態とは言えない日本経済の現状からすると、政策金利の当面の理論的上限と言えるでしょう。


しかしながら、前記の通り日本経済は絶好調と言い難く金融は緩和基調が必要です。さらに実質中立金利(自然利子率)の範囲は大きく、あまりに楽観的に見積りは出来ません。


だとすれば、日銀政策金利の現実的な上限はせいぜい1%前後。


つまり、今回の利上げの後の余地は僅か。あと1回から多くて3回しかありません。中を取ってあと2回かな。


当面(今年いっぱい)政策金利の上限1%と観ておくのが妥当だというのが私の考えです。


為替は相手があるので断定は出来ませんが、日本だけの力で円高、たとえば130円〜140円前半(これでもコロナ前に比べて円安)にするのは困難と思うのです。


逆に市場から日銀の利上げ限界を見透かされ、投機的に円が売られる可能性すら有るでしょう。


長引く円安を覚悟しておきます。



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