二番底はもはや死語❓
今朝もS&P500はまたも上昇し、3200を余裕で越えてきました。ダウはさらに好調。ナスダックはやや上げたものの、少し前の勢いは無し。
ナスダック銘柄の高値警戒から、資金が従来の伝統的企業に移動したということか?いずれにしても米国株式市場へお金が流れ続けているリスクオンの状態のようです。
これがどこまで続くのか。
チャートを見ると、S&P500、ダウともに終値ベースでは6月8日の最高値を越えていません。今週中に越えるのか、停滞するのか。
余程の「新たなサプライズ」でもない限り、高値更新してS&P500は7月中にも3300に迫る展開となるのではないかと思います。
新型コロナの新規感染者がいくら増えようとも(昨日は6.7万人も)、それによって死者も徐々に上がってきている状況にあっても、ワクチン治験成功のニュースにかき消され続けています。もはや新型コロナ拡大はワクチン開発とセットで織り込み済みなのでしょうか。
冗談ではなく、このペースなら夏のうちにS&P500最高値さえ更新しかねないと思います。最高値更新してやっと正気に戻って、下げ始めるという流れか?
こうなったら投機マネーは行くところまで行くでしょう。その後、やっと秋頃になって新型コロナ感染状況悪化がどうにもならなくなって、さらにバイデン次期大統領がいよいよ濃厚になって、ようやく株式市場が慌て始めるというパターンかと思われます。
二番底はもはや死語になっているようですが、二番底まで堕ちることは無いにしても、年後半の波乱は有ると思って心とお金の準備はしておこうと思います。