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【米国小売売上高】消費意欲旺盛

サプライズと言ってよいでしょう。


6月の米国小売売上高は前年同月比18%増。前月比0.6%増。


事前予想を大きく上回りました。




これでCPIが6月もかなり高かったことに納得です。供給側の要因だけではなく、需要も強かったからこその消費者物価上昇だったということが証明されました。




冷静に考えてみれば、コロナの間はずっと消費もろくに出来ずに閉じこもっていたので、それが解放されたのだから、回復するのは当然。


加えてその間にも株価は上がり、ミドルクラス以上の資産は大幅増加。


労働者、低所得者、失業者さえも手厚い給付金や失業保険で生活は保障されていました。今はコロナが終息し復職して収入が戻ったり、再就職したりという状況。


消費意欲が高まるのは当然でしょう。


消費主導の米国景気は好調と思います。パウエルさんが想像するより遥かに(個人的感想です)。




なにはともあれ、結構な事です。日本とは大違い。


デルタ株など心配はあるにしても、この調子でアメリカ経済が急回復すれば、意外に早くテーパリング始まるかもしれません。株価はそれなりに影響を受けるでしょうが、忘れてはならないのは、経済が日常を取り戻して成長する結果のテーパリング、利上げというのは、金融システムが正常化することに外ならないということです。


ですので、米国株に短期的には調整が入っても、長期でみれば健全な米国経済に支えられた米国株に投資することは、問題無いと意を強くしています。




短期金利も長期金利も殆どゼロという日本のような状態こそ異常で病んでいるのです。経済政策が誤っているのです。




投資は自己責任です。