テレビやネットで57年前の東京オリンピックのドキュメンタリーや映像をこれまで幾度となく見ました。

生まれてはいたものの、もちろん当時の記憶などまったくない私でも、あの頃の日本の若さ、元気さ、勢いがわかります。

20年足らずで戦争の焼け野原から復興し、アジア最初のオリンピックを開催した、当時の国民の晴れがましい気持ちが、古関裕而作曲のオリンピックマーチにあわせた日本選手団の行進の映像から伝わるような気がして、何度見ても胸が熱くなります。

そして競技最終日、あの東洋の魔女の快挙。テレビの視聴率は85%もあったそう。

大げさでなく、日本の歴史上これだけ一体感を持って国民が歓喜に包まれたことは有ったのだろうか、と思ったりします。

そして月日は流れ、２度目の東京オリンピック。

57年前の日本人はきっと、明るい豊かな未来の日本の発展を信じていたはず。しかし日本は衰亡の一途を辿り、開会式当日まで世界に大恥をさらしまくるという体たらく。

こんな日本に誰がした。57年前には想像も出来ない日本の成れの果て。

一事が万事。日本株インデックスに投資しなくて良かった。金輪際しない。

せめてオリンピック本番くらいは無事に盛会であることを祈りたいと思います。

投資は自己責任で。