【中国株】ピンチかチャンスか
暴落していた中国株、昨日はそれなりに戻しました。
中国株といってもいろいろあって、上海株、香港株、アリババやテンセントが上場している米国ADRが含まれます。
コロナからの回復が早く、それなりに好調であったわけですが、アント上場の際のゴタゴタ、DiDi問題、教育関連企業への規制強化など、やはり中国共産党の本領発揮といったイベントが続き、買い進むのに勇気が必要な状況です。
投資家の対応は様々。
ARKのキャシーウッドは中国株をほぼ売り抜けたようです。
一方で、むしろ中国株投資のチャンスということで、積極的に買う方もおられます。
私の場合は特定口座は米国株と世界株のインデックス、つみたてNISAは先進国株と新興国株のインデックスに投資しており、いずれも中国株を含んでいます。
とはいえ、全体の割合でいえば数パーセント、恐らく5%を大きく下回るくらいですから、善きにつけ悪しきにつけさほど影響はありません。
中国株の成長性は非常に魅力的ながら、究極的には中国共産党の掌(たなごころ=手のひら)の上というところがあるので、難しいところです。
中国の人治主義が吉と出るか凶と出るか。
今は中国株投資のピンチかチャンスか。
誰もわからないと思いますが、世界株式のインデックス投資ならば、いずれも対応可能ではないでしょうか。
むしろ、ポテンシャルの大きい中国株を完全排除してしまうのは、ちょっと勿体ないと個人的には思います。個別株は結構危険と思いますが、インデックスに少し入っているくらいなら、面白いと考えています。
私は1990年代後半から2000年代前半の10年位、中国ビジネスに関わっていました。苦労も楽しみも多い日々でした。中国の巨大さ、深さ、怖さを知らされたのを懐かしく思い出します。
実ビジネスではもうおつきあいすることは無い中国ですが、僅かの中国株を通して行く末をウォッチしようと思っています。
ちなみに最近米国株ブログ村に参加しておられる「中華社畜」さんの記事はとても面白く更新を楽しみにしています。
投資は自己責任です。