【ドルコスト平均法】一時的下落はむしろ歓迎
7月も終わりS&P500は月間ベースでまたも上昇。
コロナショック以降の好調は続いています。
が。
週末の米国株はアマゾンの収益見通しが予想より悪く、嫌な下げ方でしたね。
機関投資家など一部市場参加者の認識は、
「株価は割高水準であって、皆売る理由を探している。したがって8月は久々の下げ相場になるかもしれない。」
ということのようです。
ですが、つみたてNISAなどで米国株インデックスの長期積立投資をしている方は心配無用、一時的下落はむしろ歓迎すべきことです。
長期的(少なくとも10年以上)にみれば米国株は概ね右肩上がりであり、将来もそうであることを前提にするならば、株価の一時的下落というのは、同じ投資額でより多くの株式を取得できるわけですから、有利なのです。
逆に、ずっと右肩上がりの相場ならドルコスト平均法積立より、最初に一括投資する方が有利です。
小学生でもわかる道理ですね。
とはいえ、実際に株価が大きく下がると悲観的な話題満載になり、どうしても動揺してしまい、弱気になってしまうものです。
人間の心理はリスク回避志向が強いので、仕方が無いとはいえ冷静になって、粛々と積立投資を続けることが最終的に報われる、とあらためて思い起こすことが重要と思います。
米国株や世界株が長期的には下がると思う方は、そもそもこの様な長期株式投資はしない方が良いですね。
投資は自己判断かつ自己責任です。