【米国株】マクロとミクロの攻めぎあい
昨夜の就寝前は米国株はプラス圏内で、今週も幸先良いスタートかと思い安眠したところ、おはぎゃー、とまではいきませんが全面安で眠気も吹っ飛びました。
原因はアップルが採用削減するというニュースのようです。リセッションが強く意識されたようです。
時価総額トップとはいえ、一企業のちょっとしたニュースが株価全体に大きな影響を与えてしまうというのは、それだけ株式市場が弱っているということと思います。
弱っているというのは曖昧な表現ですが、出来高が細っている、下落トレンドから抜け出せていない、将来に疑心暗鬼になっている等、ネガティブ要因が絡み合っているような状態と言えるでしょうか。
インフレは何とか収まりそうだ、リセッションもそれほど深刻にはならないはずだ、金融引き締めは穏健なものになりそうだ。
こういったマクロのポジティブな材料で先週の米国株は順調に推移したわけですが、アップル(ミクロ)の悪材料の一撃で脆くも崩れ去ったという現実。
これから決算発表が進むにつれ来期以降のガイダンスが注目されます。
これが悪いとそのたびに売られてしまい、マクロデータがいくら良くても相殺されてしまいます。
マクロ対ミクロの戦い?どちらも揃って仲良く株価の足を引っ張るという悪夢のような可能性も残っています。
マクロ・ミクロ双方頑張ってもらって、何とか下落トレンドから抜け出してほしい。
投資は自己責任です。