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【米国株】逆に考えよう、どうやったら二番底になるのか?

今日は米国株が絶好調でした。ペロシさんの台湾訪問成功、なぜか原油価格下落、などなど雰囲気は良かった。


長期金利が下がっていないのにNASDAQは爆上げ。これは議会で半導体産業の支援法案が通ったことが最大の要因ですね。


今週に入って米国株はちょっと夏バテ状態でもたついていたので、今朝は本当にスカッと胸がすくような展開でした。





S&P500、NASDAQ100は6月始めの高値を越え、年初来の下落トレンドから脱したか、脱する直前ということです。


にもかかわらず、巷では年内の二番底、株価暴落、夏枯れ相場で年初来安値を予想している人もおられます。


もちろん先の事はわからないのですが、このような悲観的予想をする人に逆に問いたいです。


どうやったら、そのような悪い結果になるのか?


予想もつかない突発的事象は別にすれば、株価が暴落することを予想する人は、インフレが亢進して極端な利上げが必要になるか、深刻なリセッションが来るか、両方重なってスタグフレーションか、いうことのようです。


1か月前は私もそれなりに悲観していましたが、今は楽観に傾いています。



(インフレは鎮静化へ)


何年も先ならわかりません。しかし少なくとも1年以内にインフレがこれ以上悪化し続けるでしょうか?


米国を始め各国は既に金融引き締めに舵を切り、徐々に効果も出始めています。むしろリセッションを心配するほどなのですから、インフレが悪化して想定を超える極端な利上げ、QTなどの可能性は低いでしょう。



(アメリカで大不況が差し迫っているわけがない)


想像以上に景気が冷え込んでリセッションが悪化する、という可能性を予想するアナリストの皆さんは、このところの第二四半期決算の好調さを見て、最近大人しくなっているようです。


雇用状況はむしろ過熱気味だったのが、落ち着いてきてむしろポジティブ。失業者が街に溢れ出す状況からは程遠いのです。


それにそこまで不況になるなら、金融引き締めの手を少し緩めれば済むこと。30年間絶賛衰退中の日本とは違います。




繰り返しますが、先の事はわからないし、突発的な事態で世界経済が大打撃を受ける可能性はゼロではありません。しかしそれが無ければ、少なくとも年内の株価二番底は無いというのが、個人的な意見です。


備忘録もかねて書かせていただきました。




外れないでくれ。私の予想。
投資は自己責任です。