毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

【2週連続】eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)積立増額


米国株は今週もトータルすれば下げました。


やはり、ナスダックの下げ幅は1番大きく、ハイテク株中心の下げが続いたというところでしょうか。


来週以降どうなるかはわかりません。



☆☆ワクチン開発に朗報


それでも例のアストラゼネカワクチンの治験が再開されることは大きいと思います。これだけ早く再開ということは副作用が極めて特殊で稀なものか、もしくはワクチンと関係無いかのいずれかです。


この材料だけで直ちに株高というものではないですが、最前線、フロントランナーワクチンの早期投入に光が見えたことは確か。




☆☆☆トランプ大統領優位か


アメリカ大統領選でバイデン陣営に勢いがない。トランプ追いついたか。という報道や情報を目にすることが多くなりました。


私が投資家目線でトランプ再選を願っているゆえに、そういう記事に目が留まるからかもしれません。


でも、夏前のようにバイデン圧倒、バイデンで決まりという状況で無くなっていることは確か。


そして、


あの、重鎮ペロシ下院議長が、大統領候補テレビ討論開催に反対を表明したのです。


普通はテレビ討論といえば、候補者アピールの絶好の機会で、支持を大幅に伸ばす、あるいは一発逆転する千載一遇の機会。だれもが気合を入れて臨むもの。


それを何だかんだと理由をつけて逃げるというのは、前代未聞。少なくとも私は知りませんし、アメリカ人のメンタリティから考えて、そんな敵前逃亡するような候補者は絶対支持しません。


それにも関わらず、あえてテレビ討論をなんとか回避しようと、民主党関係者がこれまでも画策している、ペロシ女史のような超大物ですら公言している、というのはやっぱり。


バイデンさん認知症で何言うかわからない。テレビ討論したら致命的!
トランプさん再選に一歩近づく!


という成り行きを予想してしまいます。





☆積立増額


ワクチンも順調。
9月終盤のテレビ討論でバイデン大こけ確実か。


となれば、いよいよ米国株が本格的に上昇しかねません。本格的にというのはハイテク株以外の出遅れ株もということ。


予断は禁物ながら、10月から11月が勝負と言っていたのを少し早くしようかなと、今安いうちに少し動いてみようかな、ということで。



eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の積立増額しました。


毎日3万円 → 毎日5万円


月にすると100万円強の積立額となります。


eMAXIS Slim米国株式S&P500の方は毎日千円で同じ。未練がましいし、矛盾しますが、もう少し下がってくれないと、ということで。


こうやって積立増額すると、大抵は株価上昇するんですよね。

米国失業率と新規失業保険申請件数の推移を眺めてみた

8/30〜9/5の新規失業保険申請件数の発表がありました。


事前予想よりはやや悪く、88.4万件。


それでもまあ、順調に減っているのではないでしょうか。3月末から4月頃は600万件を余裕で越えていたわけですから。


これから秋冬にむけて、コロナの影響で件数が増加に転ずることなく、少しづつであっても減って行けば、明るい材料となって株価にもポジティブですね。





それにしてもこの件数の推移を長期的にみると、ITバブルやリーマンショックの最悪時でさえ、今のレベルをかなり下回っている(ピークで50〜60万件程)というのは驚きでした。


当時も大変な不況であったので、今と申請条件が違っているのか、今の不況がそれだけ未曽有なのかわかりませんが。




失業率の方も順調に下がってきていて、8月は8.4%。直近のピークは4月の14.7%でしたから大幅改善です。


失業率の推移をリーマンショックの時と比較すると、これも大変興味深くて、リーマンショックの時はピークの10%から8%辺りまで下がるのに2年以上も要しているのです。



5か月で14.7%が8.4%まで改善している今回とは大きく違います。


今回のコロナショックは、今のところ金融危機は回避されているので、コロナが落ち着いて経済さえ回り始めれば、雇用は急速に回復するという何よりの証明ですね。




秋冬の感染拡大がどうなるかわからないので、楽観視は禁物ながら、上手くやり過ごしてロックダウンを回避できるなら失業率はさらに改善が続くことが期待できます。


これはまさに実体経済の回復と同義であり、株価を強力に下支えするでしょう。



大統領選挙の結果も勿論ですが、これからコロナをどう制圧して経済を上手く回していけるか否かが、米国経済、米国株価に大きく影響しそうです。

勝負は10月と11月

今朝の米国株はしっかり戻して終わりましたね。ナスダックの大量の売りは止まって、昨日の下げの半分ほどを取り戻しました。


ほっと胸をなでおろしている人も多いでしょう。


これで安定飛行に戻るのか、50日、100日平均線を下に突き抜けるような乱気流相場に入るのか、もう少し様子を見ないとわかりません。


それでもまだ9月は、来週のFOMCでFRBがしっかり仕事さえすれば、米国株にそれほど大きな波乱は起こらないでしょう。


大きいか小さいかは主観的、恣意的ながら、私の感覚でS&P500の9月最高値から10%以上、上下に振れないというイメージです。




⭐️勝負は10月and/or 11月。


1.新型コロナの感染状況が、大規模ロックダウンをまた必要とするまで悪化するのか。


2.ワクチンの開発がどこまで進むのか。


3.誰が大統領になるのか。


これらが米国株や世界株に大きな影響を本格的に及ぼすのは来月からの2か月間と思っています。


特に大統領がトランプかバイデンかにより、株価は真逆の方向に進むと予想します。


もちろん、バイデンになれば爆下げ。


以前にも書きましたが、大企業や富裕層に増税して株価が上がるわけもないです。エネルギー、環境政策の大転換で化石エネルギー産業だけでなく、大半の製造業は経済的に多大な悪影響を受けます。


さらに、マクロ的には政府財政支出の野放図な増大により財政赤字と経常収支の悪化が進み、ドル安と高金利、悪性インフレの芽を育てかねません。




私がこのように書くと、アメリカのメディアはバイデンになっても株価に中立かむしろ良いという分析が多い、と反論される方もおられるでしょうが、こと本件に関してはアメリカメディアなど全く信じるに足りません。


CNNをはじめ大半の大手メディアは民主党寄り。民主党支持のメディアがバイデンに不利な情報を流すわけありません。



創業者が民主党大統領候補になったブルームバーグなんて酷いもので、あからさまにバイデン経済政策の悪影響をスルーです。ブルームバーグといえば24時間世界中で経済ニュースを垂れ流している局。海外出張の時など、私もよくお世話になっています。そんな世界的メディアが偏向報道して恥じるわけでもない。




現時点で大統領が誰になるか全く予想すらできません。世論調査などあてにもなりません。支持率バイデンがリードといっても、米国大統領選は州ごとの選挙人総取り(ネブラスカとメーン州だけは違う)。得票数に比例して決まるのではないのです。


伝統的に民主党、共和党が圧倒的に強い州というのがあり、支持率などに関係無く、共和党が勝つ州は勝つし、カリフォルニアやニューヨークが民主党から共和党に寝返ることは有り得ません。(ただし、今回は共和党の金城湯池テキサス州の危機が伝えられており、そこでまさかの共和党敗北になるとトランプ再選の目は無くなりますが。)


キーとなるのは共和党と民主党の間で選挙のたびに揺れ動いているスイングステート。それもフロリダ、オハイオ、ペンシルバニア、ミシガン、ノースカロライナなどの大票田が勝負を決するでしょう。


これらの州で前回はトランプがヒラリーに辛勝したからこそ、支持率や得票数でヒラリーに大負けしていても、トランプが大統領になれたのです。




今回はどうなるか?誰にもわかりませんが、この結果によって米国株の命運が大きく左右されることは避けられないと思います。

個人的意見です。投資は自己責任で。