日本時間では昨晩、米国の雇用統計が発表されました。
前月までは、雇用悪化とまでは言えませんが、徐々に労働市場が落ち着く様にも見えていました。
しかし今月は、事前予想を大幅に上回る被雇用者増。
一目瞭然ですね。
年初以来、雇用は右肩上がりに拡大しているのです。
時給も少し上がっていました。
失業率は若干低下。
労働市場の再過熱の様相さえ見えます。
労働参加率も向上していて、これは良い兆候。
もう6月利下げどころでは無いですね。
年内利下げも怪しい。
昨日、ボウマン理事は利上げの可能性まで言及する程です。
にもかかわらず、なぜか米国株は昨日の暴落から一部とは言え回復。
米国株強し!
それでも来週は消費者物価指数、CPIの発表があります。
もしインフレ再燃の兆しがはっきりして、金利がもう一段上昇すれば、小型株、ハイテク株は売られそうです。
市場から振り落とされない様に、しっかりシートベルト締めて乗り切りましょう。
投資は自己責任です