毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

【米国株】アメリカの雇用状況は依然好調

日本時間では昨晩、米国の雇用統計が発表されました。


前月までは、雇用悪化とまでは言えませんが、徐々に労働市場が落ち着く様にも見えていました。


しかし今月は、事前予想を大幅に上回る被雇用者増。

一目瞭然ですね。

年初以来、雇用は右肩上がりに拡大しているのです。


時給も少し上がっていました。


失業率は若干低下。


労働市場の再過熱の様相さえ見えます。


労働参加率も向上していて、これは良い兆候。





もう6月利下げどころでは無いですね。


年内利下げも怪しい。


昨日、ボウマン理事は利上げの可能性まで言及する程です。


にもかかわらず、なぜか米国株は昨日の暴落から一部とは言え回復。


米国株強し!


それでも来週は消費者物価指数、CPIの発表があります。


もしインフレ再燃の兆しがはっきりして、金利がもう一段上昇すれば、小型株、ハイテク株は売られそうです。


市場から振り落とされない様に、しっかりシートベルト締めて乗り切りましょう。




投資は自己責任です

【新NISA】ネット証券で出来る人ばかりではない

今朝の米国株は小動きで終わってひと安心。


いつも当てにならないADP 雇用統計は予想以上に堅調な結果でしたが、週末の本チャン雇用統計を占うものではなく、全く逆の結果も多いので安心出来ません。


ISM 非製造業指数の方は、事前予想より悪い結果。それでも基準の50を上回る51強ですから特に心配ということも無い。現段階では今後どうなるか判断しかねます。


週末の雇用統計と来週発表の3月CPI を合わせて、米国経済の状況がよりはっきりと見えてくるでしょう。それはFRB の金融政策スタンスのフォーカスが絞られる事にもつながる筈です。





先日、某地方金融機関の方とお話しする機会があり、話題は新NISAに。酒席だったのでそれなりに本音が聞けたと思います。


その方が言われるには、


「最近はコンプライアンスが厳しく、ある年齢以上の高齢者は本人だけでは新NISA口座開設してリスク商品は購入出来ない、然るべき家族の同意が必要。


故に何も知らない老人に無理に勧誘はしない。そもそも新NISAは儲からないので金融庁に睨まれない程度にやっている。撒き餌になれば御の字だが、新規優良顧客がこれでゲット出来る可能性は低い。


新NISAは大手ネット証券が圧倒的にお得であるのは事実。しかし、中高年で金融知識が十分でなく、IT操作が苦手な人は意外に多い。


この人はとても無理だろうというのは、窓口の担当者は判る。仮に頑張れば出来そうでも、お店が忙しくて自分で試行錯誤する時間も気力も無い人だっている。


そういった人は親切丁寧に対応してくれる、馴染みのゆうちょ銀行や地元信用金庫等で積み立て枠投資する方がお勧め。商品の選択肢は少なく、信託報酬が少々高くても免税なのだから、それだけでも有利。


それより素人が頑張ってネット証券で口座つくって、成長投資枠で個別株など、ハイリスク投資する方が余程危険。


あおぞら銀行とか小林製薬とか、なけなしの金で投資していた人はきっと泣いてますよ。」




まあ一理あるかもしれません。




投資は自己責任です

日本株は米国株より割安ではないかもしれない

昨日のJOLTS求人件数は事前予想を若干下回って、労働市場の軟化は継続しているものの、依然として堅調なことが示されました。


今週は雇用統計、ISM非製造業指数の発表が残っています。いずれも強気の結果が予想され、利下げが一層遠退く懸念があります。


加えて原油価格もじわじわ上昇してきました。これも大きなインフレ要因に。


当然の帰結としての長期金利の上昇。


株価への重しは増しています。





米国株は割高か否か、絶対的基準は無く債券の金利に左右されたりするので、一概に言えませんが、米国株S&P500のPERは25前後と言われますから、やや割高という見方が一般的。


ただし、これから長期金利が下がったり、企業収益が大きく上昇すれば、その限りではないです。


とは言え、そうなれば株価も上がるので、必ずしもPER が下がる訳では無いですけど。



日本の株価は一般に割安と言われていて、日経平均のPERは15辺り。昨今は日本株好調でもう少し上がっているでしょう。


それでも米国株に比べて、まだまだ割安で上昇余地有りかと思えば、落とし穴が有りそう。


理由は、S&P500は加重平均で、日経平均は単純平均だから。


日経平均を加重平均で計算し直すと、PER はS&P500と大差無くなるそうです。


なるほど。


もちろん、国が異なるので、為替の影響もあります。海外投資家がメインプレイヤーの日本株市場は単純なPERだけで判断出来ませんが、昨今のように日本株に過度に強気になるのは、ちょっと危ないのではと思いました。


投資は自己責任です


今日は荒天、週末にお花見の方も多いでしょう。花散らしの雨にならねば良いが。