【米国株】トランプ関税、別の側面
世界同時株安のパニックになってきました。含み益が大きく減ったり、含み損になっている方が大半でしょう。
何十年と長期インデックス投資をしていれば、この様な下落相場は避けられないものです。
私は約四半世紀にわたりインデックス株投資をしてきました。その間にドットコムバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックなど有りましたが、最終的には右肩上がりで大きく利益を得ることが出来ています。
コロナショックの時には含み損を出しましたが、相場下落でむしろ買い増しています。その辺りの状況は、当ブログに克明に記録しています。ご興味のある方は是非、当時のブログをご覧下さい。
少し安心されるでしょう。
いずれにしても、今回の下落で精神がどうしても持たない方は、リスクの取り過ぎかもしれません。自身の資産配分を見直す良い機会にして頂ければと思います。
さて、今回の一連のトランプ関税は「百害あって一利なし」に見えますが、一利までは無くても、0.5利くらいなら有るかもしれないというお話を書きます。
今回の関税は、アメリカ国民への課税です。外国人が払うのではありません。輸入業者が通関の際に直接国庫に収める直接税です。
その課税ベースが最低10%、主要輸入国の輸入品からは、これをはるかに上回る税率ですから、極めて大規模な増税なのです。
言い換えればアメリカ国民からアメリカ連邦政府への資金の移転です。アメリカ政府は民間からお金を吸い上げているのです。
現在、アメリカは莫大な財政赤字に苦しんでいます。今回の大規模関税は財政赤字削減という点だけなら、一応はポジティブメリットです。
さらに、リスクオフで長期金利も大幅に下がっています。これは潜在的に政府の利払いを抑制する効果があって、これも財政赤字削減に寄与する可能性が有ります。
前バイデン時代のバラマキによって、株高にはなりましたが、高金利と財政悪化により、財政赤字は危機的状況でした。今回の大規模関税は、これを緩和する良い面も有るという事は、客観的事象として認識しておいて損は無いとは思います。
ただし、これはあまりにも劇薬で副作用が大き過ぎる事は、これまでの混乱からして明白です。
今朝のニュースでベトナムがアメリカと関税大幅引き下げの交渉に入って、トランプがポジティブに反応しているという報道が有りました。
このディールが成功すれば、他国も追従して事態が落ち着く可能性も有ります。
大変な状況ですがパニックにならず、冷静に節度ある投資を継続しましょう。
投資は自己責任です

この週末はお花見に最高なお天気になりそうです