トランプがダボスで何を言うかと構えていたマーケットは一安心。
グリーンランド問題で武力行使せず、NATOとも協力するという事で、一旦は落ち着きました。
昨日のアメリカ資産トリプル安の悪化回避、半値戻しというところでしょうか。
日本国債利回り急上昇も一休み。
繰り返しになりますが、重要なので何度も書きます。
長期金利=期待実質経済成長率+期待インフレ率+リスクプレミアム
この式からわかる通り、長期金利はネガティブな要因だけで上昇するわけではありません。
高市政権が進める成長戦略によって、期待実質経済成長率と期待インフレ率は高まっているので、ある程度の長期金利上昇は当然です。
しかしここ数日の国債利回り急上昇(国債価格下落)は、若干ネガティブな要素が無いとは言えない、すなわち日本国債へのリスクを全く織り込んでいないとは言えないでしょう。
ただし日本国債のデフォルト懸念の指標であるCDS利回りは安定していて、格付け機関が日本国債の格付けを見直して下げるという噂もありません。
ゆえに、こと日本国債の信頼性については過度な心配は無用だと思っています。
一方で高市さんの積極財政でインフレ率が高止まりする事は避けられないので、長期金利も然りでしょう。
長期金利上昇が行き過ぎれば、政府の利払いが増えて財政を圧迫するので、ある一定のレベルを超えれば、日銀が国債の買いに転じて、利回りを下げる事は可能です。
ただしこれは、市場に円を供給するのと同義で、円安に繋がります。既に円安で日銀円買い為替介入(財務省が日銀に委託)しようかという今日この頃、真逆のオペレーションを同じ日銀がするのか?
日本の経済運営は難しい状況に有ることは事実です。
投資は自己責任です