昨夜の欧米はいずれもPMI（購買マネジャー景況指数）の発表がありました。

欧州は概ね事前予想より良く、特にサービス業は好調。

米国は事前予想を製造業、サービス業共に下回り、景況悪化の兆しと見えなくもない。おかげで米国長期金利は下落。株価を後押ししました。

欧州は景況底堅いのか、利下げ時期の後づれが意識され、ユーロ、ポンド等ドルに対しても上昇。

さて我が日本円はと言えば、ユーロに対して記録的安値更新。対ドルでも155円直前で膠着。

円安の止まる気配はありません。

今週は明日から日銀の金融政策決定会合があります。利上げへの強力かつ具体的メッセージでも有れば、円高方向に向かうと期待出来ますが、どうかな？

次期米国大統領候補のご存じトランプさんが、ドル高円安は「大惨事」と言われたようです。

誰が大惨事かは、トランプさんの支持基盤であるアメリカ産業、とりわけ伝統的製造業のこと。

トランプさんのアメリカファースト主義は、グローバル主義の民主と好対照。

もしトランプさん再選となれば、円高に進む可能性は十分有ると思います。

個人的には期待したいです。

投資は自己責任です