【インドネシア暴動】忘れた頃にカントリーリスク
インドネシア各地で暴動が起き、同国の政治経済が混乱していると報道されています。
もう長いことインドネシアとのご縁は切れているので実態はわかりませんが、近年に無い憂慮すべき状況なのは間違い無いでしょう。
インドネシアは経済発展著しく、日系企業も多く進出しているASEAN諸国の一角というイメージですが、実態はバラ色ばかりではありません。
大雑把な分かり易い例を挙げれば、同じASEANのバンコク、ハノイ、ホーチミン、クアラルンプールなどと同じ様にジャカルタに旅行に行きますか、ということです。
ジャカルタには観光資源が乏しい事もありますが、あまりに治安が悪すぎて、汚職も多く観光に適さないという理由が大きいでしょう。(バリ島はリゾートで少し状況は異なっています)
観光なら行かない自由はあるものの、ビジネスはそうもいかないです。それなりに成長していて、人口も圧倒的ASEAN最大のインドネシアに進出している日系企業は多いです。
知る限りながら、どこも苦労されています。儲かる儲からない以前の問題で。
それでも駐在員のみなさんは、これまで培ったノウハウと人脈を頼りに、あとは根性と体力⁈で頑張っておられるのですが、今回の様な国全体の大規模暴動になるとお手上げです。
私は同国で直接暴動の修羅場は経験していませんが、先輩からスハルト時代末期の混乱についてよく聞かされました。
ジャカルタ中心部は危ないので、駐在員家族は命からがらスカルノハッタ空港近くのホテルに避難して、日本への帰国便を待ったこともあったそうです。
当時から幾年月、経済成長によって徐々に安定したのだろうと勝手に思っていましたが、貧富の差はむしろ拡がり、国民の不満が爆発したようです。
忘れた頃のカントリーリスクは新興国への投資の際にも注意すべきでしょう。
インド株ブームもありましたが、ほどほどにと思います。最近ではアメリカへの過度な集中も怖くなってきました。
World is wild.
投資は自己責任です