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【米国株】クリスマスラリー有るか無いか

今週は重要経済指標の発表がいくつかあります。


先ずは何といっても週末の雇用統計。現状は労働市場が依然としてタイトであり、賃金の上昇も止まっていません。


元来、賃金には下方硬直性(給料は下がり難い、下げ難い)があるので、顕著な改善は困難ではありますが、少なくとも事前予測を上回らない結果が出なければ、株価はネガティブに反応するでしょう。




さらに10月度PCEデフレーターの発表もあります。CPIの半月遅れで見過ごされがちながら、FRBが重視する指標であること、CPIよりインフレの実態を示すものであることから、万一これが前回CPIと矛盾するような悪い結果となれば、株価に悪材料となります。




さらに、さらに11月度ISM製造業指数の発表も控えています。先週のPMIが予想を下回り、「現場」における景気の鎮静化、リセッションの兆しと書かせていただきました。これを裏付けるのか、逆になるのか。あまりに悪い数字となれば、むしろリセッション懸念が台頭し、株価下落につながる懸念もあります。




経済指標ではありませんが、週中にはパウエル議長の講演もあるようです。FOMCを前に無用な憶測を呼ぶような下手なことは言わないと思います。従来のタカ派姿勢は堅持しつつも、少しのハト派スパイスを振り掛けて無難にのりきるのではないでしょうか。




今週はいよいよ12月というのに、当地は驚くほど暖かく、昼はまだ蝶が飛び、夜はコオロギがか弱く鳴いています。今年も暖冬なのでしょうか。そういえば出張先の東南アジア某都市も乾季にもかかわらず、曇りがちで時に雨が降りました。




米国株のクリスマスラリーはあるのだろうか。12月になったらグッと寒くなって、サンタさんをたたき起こさねばなりませんね。


投資は自己責任で。