【NISA恒久化】気づいていなかったトラップ
私の場合はNISAの動向は自分の資産構成や年齢からして、それほど影響大とはいえず、詳細にチェックしているわけではありません。
見落としていました。すみません。
何がって、もちろん案の段階ではありますが、NISA制度恒久化、非課税無期限とする代わりに、総量規制を考えているらしいのです。
どういうことかといえば、富裕層優遇(またかよ、NISAは庶民のもの)にならないよう、NISA口座が一定額を越えると、それ以上は課税されるということのようです。
そんなの非課税無期限でも何でもありません。詐欺です。
それに株価の変動で資産額も変動します。それをどうするのか。制度的にも運用に無理がある。
いったい財務省は自分たちの利権を守るため、どれだけ国民を搾取すれば気が済むのか、その悪辣さ、品性の下劣さに吐き気を覚えます。
とにかく何が何でも税金を取る事しか頭にない悪代官ということです。
そんなNISAなら不要、意味がありません。
文句ばっかり言っても始まりません。現実的な対案としては、以前にも書かせていただきましたが、非課税期間無期限に拘らず、現行20年を30年程度に延長するだけで良いと思います。
個人のライフステージからすれば、老後資金の下支えを30年間の投資で行うということで良いと思います。
30年と言っても、30年で非課税が全て終わるわけではなく、30年の期間最後に入金したお金は後30年運用できますから、実質は60年NISAが活用可能です。
これでも十分でしょう。それでも年間入金額は現在の40万円では不十分ですから、アップすれば良いのです。
例えば初年度に60万円(5万円/月×12)積み立てたものが、30年後の非課税終了時期にいくらになっているか想像してみてください。オルカンやS&P500のインデックスなら、悲観的にみても2倍や3倍は優に超えているはず。実際はこれより遥かに多い可能性が高いでしょう。
NISAの動向はこれからも注視したいと思います。
投資は自己責任です。