今年最初のFOMC、3月には利下げかと待ち構えるマーケットに、パウエル議長はバケツの水をぶっかける結果に。

“Based on the meeting today, I would tell you that I don’t think it’s likely that the committee will reach a level of confidence by the time of the March meeting to identify March as the time to do that. But that’s to be seen,”

パウエルさんらしい回りくどい言い方ながら、3月利下げは無いと明言。

最後に付け加えている、But thats to be seen. というのは万一の保険か、意味無き口癖か。

いずれにせよ景気は良く、雇用も強い、賃金も依然上昇しているので、利下げを急ぐ必要性は無い。インフレが十分に下がるまで待つ余裕があるということだと思います。

何よりFRB は、拙速な利下げでインフレ再燃させることを、最も忌み嫌っています。

利下げは早くて5月スタート、その後も状況見ながら慎重に。

FRB が示唆するように年内に3～4回。

このスタンスというのは前から一貫性があって、ブレてないです。

これでマーケット参加者が先走って煽っていたことがまた証明されてしまいました。

3月利下げで年内6回とか有り得ない。

米国株価は大幅下落しましたが、このところ過熱ぎみ、extreme greedレベルだったので、一休みになって良かったということで、スルーしましょう。

投資は自己責任です