ドル安（円高）が順調に進み、104円台に居座りそうな雲行き。ドルはユーロ等、他の主要通貨に対しても安値なので、円高というよりドル安。

アメリカだけでなく、どこの国も押しなべて金融緩和と財政出動をフルに行っている中でのドル安ということは、それだけアメリカが際立った努力をしているということもあるでしょうが、

元々アメリカの金利は欧州、日本より高かったので、今回のコロナ以降は相対的に差が縮まっているという要因が根底にあるとは思います。

ドル大量供給による世界的金余りと先行き不透明の相乗効果で、金は歴史的上昇局面。どこまで上がるやら、近々に$3500まで行く（現在$2000弱）という極端な予想をする人まであらわれ、ちょっとバブル臭くなってきました。

こうなれば、リスクオフで株価は調整しそうなものですが、FRBから大したメッセージも無いのに株価はまた戻しました。

絶好の買い場というわけにはゆきませんが、久々の円高・ドル安に興奮が抑えられません。何か得した気分になって、海外製品を買いたくなります。さらに８月は円高になり易く、去年の最高値も８月で105円台。今年の８月はどこまでドル安・円高が進むか楽しみなところ。

ちなみに調べてみて驚いたのですが、104円台というのは、2016年10月以来。本当に久しぶり。米国株もちょっとは頭を冷やして、夏休み特価で売りに出していただきたいところ。

８月の買い場を待つことにします。