S&P500 の行方に暗雲
昨日のブログで触れた通り、昨日eMAXIS Slim S&P500 の毎日積立額を5000円増額し、30000 円としました。
そこに今朝のサプライズ。トランプ関税砲の炸裂。今回はiPhone、オモチャ、服、靴など日用品を含めて、新たな中国からの輸入品3000億ドル分に10%関税をかけるというニュース。
これで米国株は大幅に下げ、円が急騰。積立て増額の当方にはラッキーでしたが、この先米国株、S&P500 の行方はどうなるか、心配なところです。
短期見通し
昨日のパウエル議長もことのほか米中経済紛争がリスクと強調していました。私も当面悪化すると思います。
理由は任期フォーエバーの習近平が、任期あと1年ちょっとのトランプに焦って譲歩するわけがないから。寧ろトランプを困らせ、再選阻止する動きに出るでしょう。結果報復合戦となり、景気は悪化に向かいます。
なら、米国株は暴落するかというと、アメリカには、大幅利下げという武器があり、トランプさんも選挙対策の経済対策を打ってくるはずなので、短期的にはそれほど下がらない、寧ろ少しずつ上がるのではないか、
来年の大統領選挙辺りまでは、神経質な展開が続くものの、不景気の中での株価安定と予想します。
中長期的見通し
5年10年先の予想は所詮カンの域を出ないです。それでも、5GやAI などアメリカの得意とするハイテク産業が成長するのは確実で、アメリカ優位はさらに強硬になると見ます。
一方の中国も豊富なリソースを武器にアメリカに肉薄するでしょう。
米中覇権争いは激しさを増します。そのようななかでも、両国で何らかの妥協点を見いだし、協調的なグローバルエコノミーが実現すれば、世界経済は大きく発展して、米国株、S&P500 も順調に上昇するはずです。
しかしながら、両雄並立たずの言葉通り、アメリカと中国がそれぞれブロック経済圏を形成し、世界市場が二分されるリスクは十分あると個人的には懸念しています。
そうなれば、グローバル経済は様々な障壁によって、ポテンシャルを満足に発揮できなくなり、米中協調、共存の場合と比較すると、経済成長はずっと低いものに留まるでしょう。
どちらの方向に進むか誰にも判りません。米国株インデックス長期投資家としては、最悪も想定して、過度にリターンを期待せず、着実な資産形成をするより他ないと考えます。