パウエルさんの議会証言の効果でしょうか、夏休み前だからでしょうか。

衝撃的なCPI発表の後の株式市場、債券市場は静かなものです。

私は６月のCPIは前年比で随分落ち着くと予想していました。去年の６月はCPI大分回復していたので、４，５月のようなことは無いだろうと。

だからこそこの高騰ぶりは「衝撃」です。

にもかかわらずパウエルさんは何事も無かったかのように、さらっとかわして、「一時的なものですよ、半年もすれば下がりますから」というのですから、皆それなりに納得したのでしょう。

パウエルさんは単に当てずっぽうで言っているわけでなく、膨大なデータ分析の結果から発言しているので、信頼度は高いと思われます。

しかし一方で同様なデータを見ても他のタカ派FOMCメンバーや連銀総裁は別の見解を述べるわけで、これからどうなるかわかりません。

どう転ぼうが、パウエル議長は市場とのコミュニケーションを極めて重視しておられるので、世の中がひっくり返るような相場変動は無いと思います。

秋以降少々調整はあるかもしれません。あって欲しい。

これから長い夏休み。地道に積立するだけです。今年は少し安くなった大好物の鰻を存分に楽しみ、暑気払いに努めます。

昔よく行った人形町某店の鰻は、もうずいぶん食べていません。あのタレの味は西ではなかなか味わえない。この夏も無理そうです。

でも関西でも旨いところは多いですから、新規開拓しましょうか。

投資はあせらずのんびりと、自己責任です。