今週末には先月雇用統計の結果発表が控えています。

これに先立ちADP雇用統計が発表されました。

結果は予想を上回る被雇用者の増加と、おまけに先々月の数字見直しまであり、これも大幅プラスでした。

以前ならADPは本番の雇用統計と真逆の結果になることが多かったのですが、数か月前からADPの集計方法が見直され、それほどオフィシャルな雇用統計と乖離しないようになっています。

やはり雇用意欲は強く、賃金は高止まりの状態が続いていると思っていた方がよさそうです。
さらにISM非製造業景気指数も予想を上回る数字でした。一足早く発表があったISM製造業景気指数の方は景気後退を示唆するものであったので、債券、株式市場は好感しました。
今回は真逆。

この流れで週末の雇用統計に強い数字が出て市場予測を上回れば、また株は売られてしまうでしょう。

経済の良い指標は株価にはネガティブという流れが定着してしまいました。
Good news for economy is bad news for share price.

せっかく週明け２日で上げた分を使い果たして、今週また下値更新にならなければ良いのですが、なるようにしかなりません。

本当に民主党のバラマキとFRBの金融引き締めの遅れで、大迷惑です。

来月の中間選挙での共和党躍進のためと思えば、株価暴落もまた楽し。

投資は自己責任です。