プーチンが主導するウクライナ侵略で、どれほどの尊い命が失われ、人々が苦しんでいるか毎日のように報道されています。

これだけでも気が滅入るのに、今日はタイから悲惨な事件のニュースが飛び込んできました。

麻薬中毒の元警官が保育園で園児など30名以上を殺害し、その後は自分の家族をも殺めて自殺という想像を絶する事件です。

タイは世界有数の観光地であるだけでなく、多くの日系企業が進出し何万人という日本人が住んでおられます。

一見タイは治安がそれほど悪くなく（フィリピン、インドネシア等と比較して）、仏教国でもあり微笑みの国ということで、タイの人々は穏やかで親日的と思われています。

実際にバンコクを訪れると、多くの日本人が日本と変わらない感覚でショッピングをしたり、食事を楽しんでいます。

けれど甘く見てはいけません。窃盗、すり、強盗は頻繁に発生しています。

そして何より恐ろしいのは、タイは銃社会ということ。これは多くの日本人は知らないのではないでしょうか。

もちろんアメリカの様に誰でもスーパーで銃を買い放題というほどではありませんが、銃所持のハードルは低く、犯罪で利用される頻度は日本の比ではありません。

今回の様に狂った犯人が銃を持てば、被害は非常に大きいものになります。

安倍元首相銃撃のような自家製銃も含め、日本は一層凶器の管理に注力いただきたいと思います。

今回の被害者の皆様に謹んでご冥福とお見舞い申し上げます。