注目の3月FOMCが終了しました。0.25%利上げは予想の範囲内だと思うのですが、３指数しっかり下げて終了。

例によって下落原因はパウエルさんの会見。年内利下げは無いと言われたようで、夏頃にも利下げか、という先走った市場期待を裏切ったからでしょう。

なにかと金融不安の燻る昨今においても、FRBのタカ派姿勢は揺るぎないようです。ただ、ターミナルレートについては、利上げがあと一回で終わると示唆される発言があったことから、これでも大崩れは避けられたのかもしれません。

まあこんなものでしょう。これまではFRBはとにかくインフレだけを目の敵に戦っていれば良かったわけですが、ここにきて金融システムへの守りも固めねばならず、難しいかじ取りが必要になっています。

ゆえにインフレ退治の戦況は混迷し、不透明感は残りました。

これからも状況の変化でFRBのスタンスはコロコロ変わる可能性があります。

こんな時は無理せずコツコツこれまで通り積み立て投資を続けるのみです。

答え合わせ（老後の資産取り崩し）はずっと後。

さらに、来年からは新NISAも始まりますから、これに全力投球できるように余裕をもって準備しておきたいと思います。

投資は自己責任で。