ロイターから嬉しいニュースです。

マクロン大統領が財政赤字を巡る欧州連合（ＥＵ）の規則を重視するのをやめるよう各国に呼び掛けたそうです。

「投資拡大に向け、一段の拡張政策が必要。財政赤字を国内総生産（ＧＤＰ）の３％以下にするよう求めているＥＵの財政規則は別世紀の話。」とまで明言。

素晴らしい。ドイツ肝いりのアホなEU 財政規則は、別世紀の話とまで言い切ってくれました。(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ。

欧州はリーマンショック後も、金融緩和のみに依存する経済運営により、成長はアメリカの後塵を拝し、経済発展の原動力であるハイテク分野も、米中に引き離されつつあります。

EU の人口は5 億人以上。アメリカを2億人程も上回っています。市場規模としてのポテンシャルは大きい訳です。

それに加え多様性に富む自然、文化、歴史を持ち、人材の厚みにおいても、アメリカに引けを取りません。

何のために欧州統合をしたのか？それはヨーロッパ各国の力を結集して、アメリカや日本、中国などの新興国に対抗するためだったはず。

若いマクロン大統領のリーダーシップで、是非とも欧州に蔓延る財政均衡主義を打破し、成長力を解き放っていただきたいものです。