今朝はけっこう、おはギャーでした。ダウが900ポイントも上昇。S&P500も３％以上アップで久しぶり(4/末以来）に2950を超えてきました。

昨日のブログでパウエル議長のテレビインタビュー内容を取り上げました。そこでは触れませんでしたが、氏は第二波が来なければ比較的早く、年後半にも経済は上向き早期回復するということも、確かに言っておられました。

今朝の爆上げの原因のひとつが、その発言という報道がありますが、？？？です。

秋以降に必ず第二波が来るのは避けられないというのは、半ば通説です。パウエルさんはあくまで、if 条件を言ったまで。第二波が来なさそうだと予言したわけではない。

実際、同インタビューで、「Fedにvirologist（ウイルス学者）は居ないよ」とはっきり言ってました。あたりまえだけど。

まあ今朝の上げの最も大きな要因は、モデルナ社がワクチン第一相の治験が上手くいったというプレスリリースでしょう。

今後すべてが上手くいって最終治験まで成功（有効）、副作用無しとなる確率やいかに？いずれにしても、ワクチン量産してアメリカ国民全体に接種できるのは来年冬以降でしょうから、いまその期待だけで株を買い進むのは鬼が笑うギャンブルという気がします。

そもそも、このところ米国株は、悪い材料に都合よくスルーして、良いニュースに反応し過ぎの感ありますね。どこまでPER上げてくるんか！と思います。

個人的にバブル注意報発令しておきます。

私は以前にも書きましたが、インフルエンザワクチンと同じで、新型コロナワクチンが仮に出来ても、その効果は限定的（高齢者になるほど効きにくい）で、相当きつい第二波は来る可能性が高いと思っています。

それに備えて上値は追いません。

個人的見解です。投資は自己責任で。