上のグラフでもわかる通り、アメリカにおける失業保険の新規受給者は漸減傾向にあります。今回の発表では、特に

継続受給者が初めて減少した。（それでも2110万人にもおよぶ）

ということで、雇用環境の好転を示すものとなりました。今回のコロナの影響で失業しているのは、サービス、商業、レストランなど最も影響を受けたセクターの低賃金雇用者が大半。これら施設がロックダウン解除により通常営業を始めれば、相当数の雇用が比較的短期間に回復するでしょう。

しかしその逆も起こりうることで、第二波により、再度経済社会生活が制限されれば、簡単に解雇されてしまうことになります。

新型コロナが完全に「終息」しない限り安心はできないのです。

さて、今朝の米国株はこのように比較的明るいニュースをトランプ大統領がSNSに不利な大統領令に署名したとか、中国の香港国家安全法に対して、プレスカンファレンスを明日行う予定という報道で下げ、S&P500は3000は死守したものの昨日より下げて終わりました。

以前にも書かせていただきましたが、今の状況で3000越えが定着するなら積立て減額するという考えでしたが、先行き不透明感がまた漂いはじめたこともあり、もう少し様子見続けるつもりです。

eMAXIS Slim米国株式S&P500の毎日積立額は７万円キープして、６月突入します。

P,S,  結局、セルインメイ無かったですね。まあもう１日残っているのでわかりませんが。今年は今までの経験則は当てはまらないでしょう。