ついにというより、もう終値3000を越えてしまったS&P500。

直近では３月初旬以来、ちょうど連日の急落で市場がどこまで下がるのか、と恐怖を感じ始めた頃。そこから20日もしないうちにS&P500は2200台の奈落の底まで落ち、そこから２か月強が現在値です。

ロックダウンで何とかコロナを道半ばながら封じ込め、経済はその間のFRBによる前例無き金融緩和と財政出動で何とか生き永らえ、やっとリハビリが始まったというとこでしょうか。

昨日の終値3036というのは、昨年でいえば10月下旬あたりです。そこから３か月と少しで3300越えの最高値に達しました。

経済病み上がりのリハビリ開始状態の株価水準と去年の10月バリバリの健康体の株価が同じ。金利水準が違う。今はゼロ金利でお金ジャブジャブだから、こんなものなのでしょうか。それだけですべて説明したことにはならないでしょう。

今の状況を誰も予測できなかった。これからのことは誰もわからない。
結局そう達観、諦観するしかない！

新しい感染症のパンデミックという、１００年ぶりの異常事態で経済、株価への影響など誰も予想できません。チャート分析や経済分析もほとんど使えない。むしろ人間の行動、心理やAIの振る舞いのほうが短期の株価なら予想できるのかもしれない。いや、トランプ大統領のツイッターの相関がある！米中関係？etc. etc.

結局のところ短期も中期も長期も、だれもどうなるかわかりません。それは平時もそうでしょ、と言われればそれまで。でも今のような異常時はなおのことでしょう。

これからS&P500がどう動くかわかりません。株価下落による悪影響は最小限に留めることを最優先にしつつも、株価上昇の恩恵を諦めることのないよう、慎重に毎日積み立てを続けるつもりです。