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【歓喜】ジェレミーシーゲル教授、米国株年内最高値突破の可能性を示唆

メモリアルデー明けの米国株式市場は一段高。S&P500は終値こそ3000の大台を割りましたが、取引時間中の大半は3000を上回って推移。3月5日ぶりの高値ということです。



昨日はS&P500、NASDAQよりダウ、ラッセル2000の上げ幅大きく、reopen後の経済活動の正常化期待で買われたようです。


アメリカの4月度新築住宅販売戸数が前月比微増(0.6%)と予想を大きく上回ったというニュースも伝えられました。



よくよく考えてみれば、今アメリカの金利は史上最低レベルで、今ローンを組めば確かにお得。コロナの影響を受けていない国民の多くはこれから、ローンを組んだ高額消費や住宅購入に向かうことは十分想定されます。アメリカの経済は自国民の消費が牽引していることは言うまでもありません。米中対立など、アメリカにすれば少なくとも経済的影響という点では、Don’t worry. なのかもしれません。





そういった楽観的雰囲気の中、ウォートン(アメリカ有数のビジネススクール。特にファイナンスは高評価)のスター教授、ジェルミーシーゲルさんが、CNBCのインタビューに出演。タイトルにあるように米国株価が年内最高値突破は “a real possibility” (ホンマ有り得るよ)と発言しました。


シーゲル先生はコロナの影響についてはこれまでも強気で、FRBの大胆な緩和により、高失業率にもかかわらず経済、株価は上向くと主張していました。今回のインタビューではここから、さらに強気に高値更新(2/19の取引時間中のS&P500指数、3393.52)するとまで踏み込んだ発言となりました。


当然、シーゲル教授もコロナ第二波が来ないと言っているわけではなく、仮に第二波が来て、ワクチンが間に合わなくとも “effective therapeutics”(有効な治療の選択肢)があれば深刻にはならないと考えているようです。たしかに、既存薬のレムデジビルは使えるようになったし、アビガン、イベルメクチンなど効きそうな薬も段々臨床で使用できるようになるでしょうし、なにより第一波の経験で医療従事者も国民も第二波により上手に対処できることは想定可能です。


ウォートンのカリスマ、シーゲル大先生の予想は意外に当たるかもしれません。



ただ、私はそこまで楽天的にはなれないので、米中対立の拗れや第二波による再ロックダウンの可能性とそれらによる株価大幅下落の可能性も視野に、慎重な投資を続けるつもりです。

投資は自己責任で。