いきなり東スポのようなタイトルご容赦を。誰かの受け売りではありません。

先週末、一時取引時間中にS&P500が3200を越えた時、思わず独り言ちてしまったのです。

雇用統計が改善していることに反応したということ。おそらく反射的にヘッジファンドのAIが反応したのでしょうか。そのあと機関投資家が続いたとか。

たしかに失業給付金の申請は高水準ですが、それでもここのところ毎週減っている。確か２～３週間前？（うろ覚えですみません）に失業保険対象者は純減したという報道があったはず。

ならば失業率が下がっていてもサプライズではないのでは？

些細な現象をネタに上げ、慎重な予測、足元の全米暴動、景気動向は殆ど無視という昨今の米国株式市場だからこんなもんでしょう。

いくらバブルといってもFRBが当面利上げ出来るわけもなく、トランプ大統領はさらに大規模景気対策を打つ予定。これでは当分は株価下がるあてがありません。

S&P500の過去最高値は今年２月半ばの3380辺り。あと200ポイントほどしかありません。

この１か月で軽く300ポイント上げています。セミが鳴くころ米国株最高値更新はもう十分想定内でしょう。

これを止めるのはもはや、ワクチン開発がことごとく失敗するか、新型コロナ第二波が猛威を振るい、ロックダウンを余儀なくされることしか無いのか？

円安も相まって含み益はこのところ急増していますが、あまりに急ピッチな上げに複雑な思いです。