トランプさんが再選されるか否かで、アメリカ経済や株価に影響が及ぶといわれています。

一般的にはトランプ再選は株価にポジティブ。バイデンならネガティブ。

ただし、バイデン氏は自分の経済政策を未だ明確に打ち出してはいません。経済はトランプさんが比較的上手くこなしている領域なので正直困っていると思われます。

コロナの前も後も株価は盤石。コロナ危機への経済対策はいたれりつくせり。アッパー層に不満は無い。

コロナ前ではありますが、強い景気がアッパー層のみならず労働者階級、黒人、ヒスパニック層の雇用や所得も改善したという分析もありました。実際にコロナ以前は失業率は歴史的低さだったのです。

コロナ後も、経済さえ動き出せば雇用の改善は急ピッチであることが期待できます。

バイデンさんはどう攻めるか？なかなか難しいと思います。

あとは経済格差拡大防止くらいしか残っていないのではないでしょうか？サンダースさんもバイデン支持を先日表明しました。ということは、バイデンさんの政策が左寄りに引っ張られる可能性が高いということ。それにもしもう一方の左派ウォーレン女史が副大統領候補にでもなれば、バイデンさんの左シフトは一層進むかもしれません。

ただこれも諸刃の剣で、あまり左に行き過ぎると、民主党の主力支持層が離れ、スイングステート（共和党と接戦の州）の勝負では不利となるので、匙加減が難しい。

今の時点で予想は意味をなしません。しかし、暴動の影響などでバイデンはトランプに11ポイントも支持率に差をつけています。

共和党のブッシュ元大統領もトランプさんには否定的。

黒人のパウエル元国務長官もトランプさんへの不支持を明確にしました。

トランプ大統領再選に少なくとも黄色信号が灯ったといえると思います。

コロナ第二波に加え、トランプ敗北リスクも今後考慮して投資続けることが必要と思います。

個人的見解です。投資は自己責任でお願いします。