自分が買い始めたからというわけでも無いでしょうが、最近やたらとレバナスを目にします。

そのうち、ワイドショーなんかで取り上げられて、荻原さんから集中砲火浴びそうです。

レバナスことiFreeレバレッジNASDAQ100の純資産総額の伸びは、右肩上がりは勿論、最近は指数関数的とも言えるほど。

純資産総額は今年の７月に1,000億円を超えたばかりなのに、昨日はもう1,641億円。

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)は完全に負けてしまっています。

レバナスの詳細は是非こちらをご覧ください

レバナスを長期資産形成のため運用する「ツミレバ」はYouTubeで実践しながら、その優位性を情報発信しているユーチューバーが何人かおられます。

逆に、ツミレバを批判、否定する投資インフルエンサーも多くおられます。

どちらが正しいかは、未来にならないと確実な答えは出ません。未来は誰も予想出来ないので、今の段階でどうこう言っても仕方無い。

と言っては身も蓋も無いので、私の考えを以下に書かせていただきます。

１．レバナス（ツミレバ）賛成派、反対派は、そもそも議論がかみ合っていない

レバナス賛成派の言い分は、米国株は長期的には成長が見込まれており、これまでも、これからも米国株をけん引するのは主にハイテク競合ひしめくNASDAQ100。レバナス反対派も米国株S&P500インデックスの長期投資には誰も反対していないから、レバナス否定するのは、全く矛盾している。

レバナス反対派の言い分は、米国株といえども、暴落の可能性があり、その時に多くの資産をレバナスに投資していれば、ボラの高いハイテク株をさらに２倍のレバレッジで運用するレバナスは大暴落するのでリスクが大きすぎて、大半の人は耐えられない。

どちらの主張も、ある意味正しいですが、それぞれレバナスの一面を捉えて自分の立場を主張しているだけで、議論がかみ合っているとは言えないと思います。

２．私の考え

私は基本的にレバナス賛成派です。米国の底力はそう簡単には衰えないと確信するので。

けれどそこには前提条件があります。

投資ですからレバナスでも、S&P500インデックスでさえリスクは有ります。米国株の成長を前提としても、何年か何十年かに恐らく何度か来るであろう株価暴落は避けられません。

暴落は一瞬なことも数年続くことも有ります。コロナショックとITバブル崩壊、リーマンショックは同じ暴落でも、時間軸が全く異なります。

これら危機的状況を乗り越えての今があります。米国株がオワコンだった70年代、80年代もありましたし。

このように多分ですが、良いことばかりでは無い将来があっても、いつか来る米国株の未来を確信してレバナスをガチホするだけのメンタルと資金的裏付けのある範囲であれば、レバナス（ツミレバ）は非常に魅力的な投資対象と考えます。

例えば20代、30代の若い方なら、ITバブル崩壊やリーマンショックのような暴落が続いたとしても、やり過ごすだけの時間的余裕があるので、レバナスに投資する根性の有る方は、資産を爆増させるチャンスに賭けるというのは有りだと思います。

逆に私のように50を過ぎたらどうでしょうか。

資産の大半をレバナスで運用して、老後の数年、下手をすれば十数年と株価暴落、株価低迷してしまったら。

老後の長い期間、保有資産は大きく減少、低迷し、再びの爆上げを見ることなく、あの世に旅立ってしまうリスクも有ります。

なので、私はレバナスに魅力を感じながらも無理無く、半分ギャンブル、夢を買うような気持で、最悪はゼロになっても諦めのつく範囲で投資しています。

以上です。

個人的には若い方はレバナスは非常に魅力的なので、前向きに考えていただければとは思いますが、性格や資産状況によって向き不向きはあるでしょう。よく考えて投資されてください。

投資は全て自己責任ですから。