今週のメインイベントFOMCが想定内の結果となり、安心感から翌日の米国株全面高でしたが、昨日、今日と続落。週間でも下落。

オミクロン株急拡大で経済活動がまた制約受けそうなことや、利上げの影響があらためて意識され利確売りが入ったのかもしれません。

想定の範囲内ですね。

来年、再来年とFFRは上げられるようです。しかしそれが長期金利にどこまで影響するかは未知数。パウエル議長も記者会見で触れておられましたように、日本やドイツの長期国債より現状であっても米国長期国債の利回りは魅力的。海外から根強い買いが入り続けているので、長期金利は上がり難いのです。

ということは逆イールドの可能性もあるし、インフレが急速に収まってFFR利上げ規模縮小ということも無いとは言い切れない。

FOMCの政策スタンス、メッセージが常に変化していることは、この１年振り返っても自明。

ということで、本当に来年米国株どうなるかなんてわかりません。

長期投資家の心構えとして、来年は通過点に過ぎないので、パフォーマンスは気にしない。

最悪、年単位で下落しても想定内であって、むしろ投資のチャンスだ！

と腹をくくりたいものです。

数年先、十数年先、さらに数十年先の、自身の取り崩し時期の利益を見据えて、粛々と投資を続けるのみです。

投資は自己責任です。