定期的にYoutubeライブ動画アップしておられる、「じっちゃま」こと広瀬隆雄さん。

同氏はあの世代の日本人として珍しく、米国本土の投資銀行でキャリアを積まれ、普通の日本人ではできない経験をされ、貴重な知見を持っておられる方だと尊敬しております。

じっちゃまのお話は投資だけに留まらず、人生の知恵、歴史・文化、さらには投資銀行裏話的なエピソードも多く、いつも楽しく勉強させていただいています。

年齢的に私の少し先輩なので、世代的にも非常に共感することが多いです。

ただ、こと実際の投資に関しては、私はずぶの素人、広瀬さんはプロ中のプロということで、逆立ちしても真似できません。

百戦錬磨、酸いも甘いも噛み分けてこられた、古参トレーダーの投資指南は私にとってエンターテインメントであり、ガイドブックではありません。

とても言われたようにできないし、やったところで大火傷するのが関の山。

けれど、そんなじっちゃまでも時に初心者さんからの質問に対しアドバイスをされています。

昨日のライブ（全部見れてません）ではなく、前々回だったと思うのですが、今のような状況で米国株インデックス投資して良いものかといった質問に対し、「10,20年という長期投資ならVOO、VTIなどのインデックスETF、これに準じる投信への投資を今始めるても問題ないし、継続すること」といった内容の返答されていました。

以前から氏は米国株インデックスファンドの長期投資を推奨されており、過去に何度もそのことに言及されていると思います。

最近ネットでは、じっちゃまはインデックスを売ったとか、エネルギー株押しとか、ハイテクは終わったと言ったとか、話題になっています。

それ自体は事実ですが、あくまでも短期～中期目線でのトレードの話、トレーダーの常として機会損失を回避し、それなりのリスクを取って利益を上げるという視点でのこと。

決して一般人の米国株インデックス長期投資を否定しているわけではないことは、しっかりと確認すべきと思います。

投資は自己責任で。