週末は忙しくて昨日か一昨日か忘れましたが、岸田首相が珍しく記者会見して、ロシアの極悪非道な蛮行を非難し、G７メンバーとしてロシア制裁強化を打ち出していました。

ウクライナとロシアの争いは根が深く、歴史も長いです。直近でいえばウクライナが2014年に大規模デモでロシア派の首相を追い出し、NATO、EU加盟を強行したことでロシアが態度硬化させクリミアに侵攻し、そこからは非難と暴力の応酬合戦。

ウクライナ側には西側、プーチン流に言えば米英、ネオコンがバックに居て親ロシア派を攻撃、殺害したこともありました。

ここまでなら、ロシア、ウクライナはどっちもどっちというか、喧嘩両成敗的要素も無いわけではありませんが、今回のロシア全面侵攻と民間人大虐殺で、ロシアの言い訳は到底受け入れられなくなりました。

日本としても毅然と対応せざるをえないでしょうし、ある程度は国民負担も出てきます。

それでも可能な限り国民の生活を守るのが政府の役目。

燃料価格の上昇で、電気代、ガス代、ガソリン代は高騰し庶民の生活を直撃しています。さらに円安も加わり、コロナ後の景気回復どころか悪性のスタグフレーションに苦しめられはじめています。

なのに岸田政権は何ら効果的手を打っていません。

石炭発電の強化、原発再稼働前倒し、消費税の一時棚上げ、ガソリン税減税（措置がありましたね、いつ発動するのか）等々。

今は日本経済は有事です。やれることを全てやれば、国民の生活は守られます。

財務省の言いなりで、聴くだけ、言うだけの内閣は不要です。

官僚ではなく国民の為に思い切った救国経済対策を打って欲しいと思います。