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【中国経済】日本の二の舞か、世界経済の足を引っ張る

先日、中国不動産デベ大手の恒大集団が2年もの沈黙の後、債務超過が11兆円に至ると発表が有りました。


日本と比較しても無意味ですけど、三菱地所と三井不動産の売上を足しても遥かに上回る程巨額。


中国には他にも大小多くのデベロッパーが有り、恒大と似たような状況の会社が少なくないとすれば、まさに日本のバブル崩壊と同じではないでしょうか。



中国経済は全体的に失速していて、世界がインフレで利上げに動く中、唯一中国はデフレで金利引下げというのは相当深刻。




ブルームバーグによれば、5月に東南アジア5カ国を訪れた中国人の数は、2019年との比較で14~39%。タイでは、今年目標(700万人)を少なくとも200万人下回る予想が出ている様です。


日本でも今年上半期は、韓国54万5100人、台湾の38万9000人、米国の22万6800人。


中国は20万8500人と伸び悩んでいる。88万人を超えていた2019年同期の4分の1。


一部の富裕層はともかく、一般の中国人はもう海外旅行どころでは無くなっているのかもしれません。




日本が経験した様に、バブル崩壊はイコール不良債権増、最後は金融機関を直撃し、信用収縮による深刻な不況が続きます。


巨大経済圏の中国が日本の様な失われた何十年に突入するなら、世界経済も全世界株式インデックスも無傷で済むとは言えないかもしれません。



投資は自己責任で。