【米国株】今はAIバブルなのか
米国株、今週の注目は何と言ってもエヌビディアの決算発表。
タイミングは明日の米国株市場終了後だそうですが、今日既にエヌビディア株は大きく売られました。
何か特に悪いニュースが流れた訳ではありません。これまで急ピッチで上げすぎたので、不確実な決算の前に利確する投資家が多かっただけ。
決算への期待、ハードルは非常に高いので、ミスった時の影響は甚大ですからね。
このところは米国株全体の動向を大きく左右するのは圧倒的にAI 。
昨年マイクロソフトが口火を切って、株価大幅上昇。市場価値トップのアップルを抜き去りました。
続くエヌビディアも爆上げ中。AI で若干もたつくグーグルをあっという間に抜き去る勢い。
AI 主導の株価上昇で、ふと心配になるのは、ひょっとしたらこれはバブルではないか?
20年以上前にIT バブルが弾け、米国株は長期停滞しました。当時はインターネット関連株なら何でも上がった時代。
PER は急上昇。その期待に応えて各社の業績がアップし続ける事は出来ず悲惨な結果となってしまった。
生き残った企業は僅か。玉石混淆だった訳です。
今はどうでしょう⁉️
AI 関連で買われている企業は概ね業績の裏付けがあり、PER もITバブル程ではないという見方は有るようです。
今のところIT バブル程は泡踊りに狂っては居ない。これは認めるとしても、AI ビジネスへの期待は極めて大きく、これに業績が将来的にもついて来れるかは、誰もわからないと思います。
バブルは弾けてはじめて、バブルだったとわかるもの。
インターネットと同様、長いタイムスパンではAIは経済を牽引するイノベーションであり、米国株を大きく押し上げる主力エンジンであるとしても、短期的に大きな調整は十分有り得るのではないでしょうか。
一応、心の準備だけはして、リスクの取りすぎは注意しようと思います。
投資は自己責任です