米国株価の上昇が止まりません。今朝の終値で初の3900を突破。

今年１月４日のS&P500最低値はおよそ3700でした。それから約１か月で200ポイント上昇したわけです。

もっと遡れば、昨年11月当初は3300を若干上回る程度。そこから僅か３か月ほどで600ポイントもの上昇。２０％弱です。

いくら何でもスピード違反級の上昇というしかありません。

コロナの影響により、実体経済がそれほど顕著に改善していないのは、様々な統計からも明らか。株価の上昇は将来の景気回復によるEPSの上昇を先取りしているだけなので、いつかは限界が来ます。行き過ぎればバブル崩壊ということです。

私としては、一応上昇相場に乗らざるを得ない、長い目で見れば大丈夫だろうということで、やや強気目に積立投資を続けていますが、このところのの過熱ぶりをみると、少し不安になります。近い将来大きな調整があるのではないか、それまで資金を多い目に残しておこうかなどと逡巡しています。

過ぎたるは何とかですね。明らかに個人投資家の投機が過熱しているようです。今朝もラッセル2000が最も上げて2.53%もの上昇。（ちなみにS&P500は+0.74%）

なかなか思うようにはいきません。