毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

【新NISA】来年は異常な円安は解消されるのか

来年から新NISAがスタートします。MAX360万円/年、トータルで1800万円の投資が新NISA口座で可能となります。


最近は日本株も好調ではありますが、多くの方が新NISAで海外株式を中心とした投資をされるでしょう。その際に影響を与えるのは為替レート


現在の1ドル≒140円、1ユーロ≒150円といった円安状態はなかなかつらいところ。


せめて来年、新NISA口座で投資する頃には円高とまでは言わなくとも、正常化してほしいと思う方が多数ではないでしょうか。




トルコとかは別として、真っ当な経済運営をしている国はイールドカーブコントロール(YCC)といった奇策はとっくに止めているので、長期金利は市場に委ねられています。


世界はインフレ状況ですから、大半の国で金融引き締め(利上げ、QT)を実施しています。


日本だけが例外。YCCを近々に止める気配は無く、短期金利はマイナス金利のまま。


この結果が円の独歩安という現状なのです。


日銀が金融引き締め方向に舵を切らない限りは、日本要因の円安は継続します。




当面は日銀に期待できないなら、外的要因に一縷の望みを託すしかありません。さすがにアメリカもこれだけ引き締めをやっていたら、今年の後半くらいには景気後退、雇用の悪化がはっきりしてきて、来年の利下げ、QTの停止が視野に入ってくると予想できます。


そうなれば結構なことで、為替市場はその変化を先取りして、仮に日銀に政策変更は無くとも、円高方向に向かうでしょう。


ただし、わからないのはそれがいつなのか、どの程度なのか。


そんなのわかったら誰も苦労しないわけです。ただ上記の方向性だけは間違っていないと思うのです。多分。




あまり長期投資でタイミングを計ることは良くないとは言われますが、今のような円安で株高の時に投資入金したくありません。せめて円相場為替だけでも、来年の前半くらいまでには正常化していてほしい。


という個人的期待です。1ドル120円台前半希望です。インバウンドも順調に回復し、エネルギー価格が安定すれば十分可能だと思うのですけれど。


投資は自己責任です。