【出口戦略】年金をいつから貰うか
弊ブログをご覧いただいている方々は、もちろん米国株に関心のある方が多いとは思います。
一方で私の属性(引退前の会社員)から、特に投資にご興味が無くとも、近い年代の方にご訪問いただいています。なので同世代の皆様にも少しでも有益な情報を発信できればと考えています。
引退を間近に控えた我々にとって、何と言っても関心の高いのは厚生年金でしょう。
いつから貰えば得か?繰り下げか、繰り上げか。たとえば100歳までとか超絶長生きすれば、めいっぱい繰り下げするのがお得と言われます。
しかしことは単純ではありません。ずいぶん歳をとって旅行やエンターテイメントなど楽しめなくなってから年金をもらうより、元気なうちに貰うべき、そもそもいつ死ぬかわからないので、単純に数字的に総額だけで判断できるものではありません。
また忘れてならないのは税金や社会保障費等の要因。年金からも税金は強奪されるのです。いくら高額の年金でも手元に残るのはそれほどでもないということもあります。
医療費や補助金にしても高額な年金を貰っている人にはこれから益々不利になるでしょう。
逆に住民税非課税になるような少額であっても、税金が安く、様々な負担が免除されたり、給付金が頂けるなら、繰り上げ受給して年金額を低く抑えることで、結果的に得をする可能性があります。
ここまでは、これまでもよく論じられている点ですが、年金の受給時期を決めるにあたり、新たな視点を解説してくれているのが、YouTubeチャンネルの「S&P500最強伝説」さん。
ちょっと難しい専門用語になってしまいますが、期待収益率という考え方を取り入れて、繰り上げ受給の優位性を論理的に解説されています。
期待収益率とかお金の現在価値という考え方は、会社で財務や経営管理を仕事にされている方にはお馴染みと思いますが、それほど一般的でないかもしれません。
平たく言えば、今1万円もらうのと3年後1万円もらうのとでは価値が異なり、今の1万円の方が価値は高いでしょうということです。
このことを考慮して年金受け取り時期を論じたものは、これまで無かったように思います。これを上手く解説されているのが「S&P500最強伝説」
下にリンクを貼らせていただきましたので是非是非ご覧ください。
まずはこちらの動画をご覧ください。
この動画の後半部分で、年金について上の動画の訂正、補足をしています
年金受給時期も投資も自己責任です。