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【米国株】遭難?インフレ収束への道が見えなくなった

総合CPI 

前年比+3.2% 予想+3.1% 前月+3.1%

前月比+0.4% 予想+0.4% 前回+0.3%

    

コアCPI

前年比+3.8% 予想+3.7% 前月+3.9%

前月比+0.4% 予想+0.3% 前月+0.4%


結構ショッキング。インフレは再加速とまで言わずとも、2ヶ月連続で高止まりしていることは、誰の目にも明白。


JPMorgan Chase (JPM) CEO Jamie Dimon said he doesn’t think the Federal Reserve should begin lowering interest rates by June and should instead wait for more clarity.


金融界の超大物、JP モルガンのダイモンさんは6月まで少なくとも利下げするなと明言。


インフレのことを考えれば当然。


しかし、FRB のマンデート(義務)はインフレ退治だけではない、同時に雇用も確保せねばなりません。


先週の雇用統計は失業率が3.9%まで上昇。雇用悪化に黄色信号が灯りました。





悪夢のシナリオは、このままインフレ高止まり、同時に失業率が悪化していくことです。


有り得ないことでも無くなってきました、スタグフレーション。


FRB はスタグフレーションになると金融政策上のジレンマに陥ってしまいます。


インフレ退治のため引き締め継続すれば失業者は増えるばかり。


失業者を減らそうと、緩和すればインフレは止まらない。


打つ手が無くなるのです。




スタグフレーションは1970年代以降、石油ショック時に世界的に発生しました。


原油価格の急速な上昇は、外的要因のコストプッシュインフレ。金融当局の引き締めだけではどうにもなら無い。それでも止められず雇用の悪化に繋がる。


今回はエネルギー価格は落ち着いているので、そこまで酷いスタグフレーションにはならない。


雇用、景気の悪化に伴いインフレも収束に向かう、


米国株も大崩れはしない、


はず。


個人的にはまだ希望を失ってはいません。




投資は自己責任です