【CPIショック】株、債券、円のトリプル安
最悪の事態になってしまった。ちょっと大袈裟かな。
前月の米国消費者物価指数(CPI)が発表され、コア、総合全てで事前予想を上回ってしまいました。
エネルギー価格上昇は仕方ないとしても、住居費及びサービス価格の上昇は全く収まっていません。
年初の1、2月インフレが再燃していたとき、寒いからとか年の始めは異常値が出やすいとか、春になれば物価は落ち着くといった楽観的期待は、今回完全打ち砕かれました。
明日はPPIの発表が続きますが、これも悪いとなれば、今年の利下げどころか利上げも冗談とは言えなくなります。
既に長期金利急上昇(米国長期債下落)、株価は下落していますが、当面上昇の期待は出来ないでしょう。
ただし、このインフレは経済が強いことの裏返しでもあるので、株大暴落にはならないでしょうが、調整、停滞は長引くかもしれません。
新NISAで投資を始めた方は踏ん張り所が続きそうですね。
何はともあれ、この極端な円安は何とかならないものか。
投資は自己責任です