【豊後水道地震】南海トラフ地震は避けられない
昨夜また豊後水道で比較的大きな地震がありました。幸い今のところ大きな被害は無いようですが、謹んでお見舞い申し上げます。
また、と書いたのは5月にも同地域で地震があったから。
・5月19日: マグニチュード 4.5 、震源深さ 46キロ
・7月22日: マグニチュード 4.9 、震源深さ 40キロ
5月の余震というには規模が大きくなっていますから、新たな地震という方が当たっているかもしれません。
震源の深さが浅くなっているのも気になるところ。南海トラフ地震の起点となるフィリピン海プレート境界は深さ30キロとされているので、どこまで影響があるか不明なものの不気味です。
この地域でマグニチュード6.8以上の地震があった場合には、政府が緊急検討会議を行うことになっています。こうなれば南海トラフ地震が差し迫っていることになります。
今回の地震はマグニチュード4.9なので遥かに小規模ながら安心はできません。
プレート型地震は、ほぼ周期的に発生することが過去の歴史から証明されており、南海トラフ地震も例外ではありません。
明日地震が起こっても何の不思議もないのです。準備だけは怠ることのないようにしたいと思います。
大阪万博中に南海トラフ地震が起これば、津波で会場は酷いことになるでしょう。島ゆえに陸地とのアクセスは悪く避難は絶望的。ハリボテのパビリオンの耐震性は疑問。
とてもじゃないが大阪万博に行く気がしません。