【米国株】今はバブルなのか【日本株】
先週の米国株はインフレデータが悪かったこともあって、やや不調。
日本株もお付き合いで下げました。
それでも年初来ならば十分なパフォーマンスなのは、新NISA積立を始めた方ならご承知の通りです。
むしろ短期間で上がり過ぎて不安になっておられる向きもあるでしょう。
マスゴミでは相も変わらぬ暴落煽りおばさん、おじさんが無責任な発言を繰り返している。誰とは言いませんが。
単純化すればバブルは企業の稼ぐ利益より遥かに高い株価がついている状態。
言い方を変えればPERが高い状態です。
日本株のPERは15前後。特に高い訳でも無いのです。
米国株は25倍程でちょっと高いが、アメリカはハイテク成長産業が世界をリードしているので、何とか許容範囲かな。
とにかくどちらも、バブルと大騒ぎする程では無いのです。
だから絶対に安心で株価下落は無いかと言えば、そこまで甘くはありません。
アメリカも日本も長期金利は上がっています。特にアメリカは利下げが遠のくリスクが急上昇しています。
ほぼ無リスクで米国債の利回りが良いなら、リスクが高い米国株、特にPERの高いハイテク株や中小型株は売られてしまいます。
これから結構大きな調整が有るかもしれません。
日本株もそれに連られて、大幅下落はあり得るシナリオ。
それでも世も末の様な暴落やバブル崩壊は、当面は無いと思っています。なぜなら繰り返しになりますが、現状のPERがそんなに高くは無いからです。
急激に景気悪化すればその限りでは無いですが、直近でその可能性は低い。
もしそうなれば利下げの余地はたっぷり有ります。
ただし、今までが短期間に上がり過ぎているので、数ヶ月に亘る長めの調整を覚悟しておくのも良いでしょう。
用心深いことも大切。
数十年続く長期投資は山あり谷あり。
我慢した人だけが将来の利益を得るのです。
投資は自己責任です