円安好景気か円高不況か
高市内閣が今週スタートします。岸田、石破の財務省べったりの増税緊縮路線からの大転換を期待される皆様も多いでしょう。
しかし高市内閣は、第二次麻生内閣とも揶揄されるように、派閥の長では無い高市さんは自民党有力者の協力が無ければ何も出来ません。
麻生さん、鈴木さんという財務大臣経験者が党の要職を押さえており、財政出動には一定の歯止めが作用するので、国民が期待するほどの減税は難しいでしょう。
これに本来は緊縮路線の維新が加わるので、仮に消費税減税や社会保険料減額が有るとしても、その分は、別のところから取られるだけです。
マクロでみれば、国民負担はトントンだと思っておいた方が無難でしょう。
こういった与党内事情は別にしても、今の日本にはそれほど大判振舞いの余地は残されていません。
現時点で減税、財政拡張を過度に進めれば、需要が超過し一層インフレとなるだけです。さらに金融市場にも日本円が過剰になって円安となり、それがまたコストプッシュインフレを助長する悪循環になります。
おそらくドル円レートが150円を大きく超えて円安が進むと、国内世論的にも国外政治的(主にアメリカからのクレーム)にも持たないでしょう。
だからと言って、緊縮財政が行き過ぎ、日銀がタカ派利上げを続ければ、また昔のデフレ不況に逆戻りです。
いくらなんでも、高市さんは大丈夫と思いたいですが、マスゴミがインフレと格差拡大のネガキャンに狂奔すれば、多くの馬鹿な国民が同調して高市内閣が早期に倒れる危険もあります。
円安が進み過ぎない頃合いで、財政出動し実質賃金を高めて消費喚起し、しかもインフレも現状以上にしない。
口で言うほど簡単では無いです。
ある程度の円安、インフレは許容して、景気を維持してデフレにはしないか。
円高で株は暴落するけれど、また不景気になるけれど物価は下がるか。
基本的に二者択一です。

来年にはリノベーションで長期閉館になる、上野の東京文化会館
久しぶりにウィーンオペラを楽しみました。次こそは本場🇦🇹オーストリアで🎵